我が家の子どもは2人とも、中村鞄のランドセルを使用しています。種類は牛革ボルサです。
- 娘（小5になったばかり） →丸4年 牛革ボルサ（チェリーピンク）
- 息子（小2になったばかり） →丸1年 牛革ボルサ（インディゴブルー）
4年間と1年間実際に使ったランドセルの状態を写真多めに徹底レビューします。
ランドセルは、親にとっては決して安い買い物ではなく、子どもにとっては6年間ほぼ毎日使う相棒みたいなものですよね。ラン活中の方は、この記事を参考に後悔のないように検討してくださいね。
中村鞄とは？
1960年に創業のランドセルメーカーです。ランドセル専門のメーカーで、職人さんが1つ1つ手作りしているのが特長です。
いわゆる「工房系」のランドセルメーカーになります。
工房系というと代表的なのが「土屋鞄」でしょうか。我が家も、ラン活中に土屋鞄も見学に行きました。
土屋鞄のランドセルは品質がすばらしく、人気が高いのも納得でした。
ただ、他工房系のランドセルと比較して、私が考える中村鞄のランドセルに惹かれた主な理由は以下のとおりです。
- デザインがシンプル
- 牛革でも軽量（1200グラム台）
- 値段が安価
中村鞄の特徴
シンプルなデザイン
中村鞄のデザインは、いたってシンプルです。男の子向けの派手なマークなどのデザインもなければ、女の子向けのリボンやラインストーンなどで飾られたデザインのものはありません。
ですが、細部はカーブや角のところはヒダがきれいに入って縫製されています。細かいところまでに気を使って作られていて、ついつい見とれてしまうようなシンプルな美しさがあるかなと思います。
比較的軽い
中村鞄のランドセルは、牛革ボルサで約1250グラムです。
対して土屋鞄は、牛革で約1390グラムになるようです。
100グラムくらいの違いって大きいかな？
できるだけ軽いほうがおすすめだよ！
ランドセルだけだと軽く感じても、教科書、ノート、水筒、最近ではタブレットなんかも持ち運ぶようになっています。実際に使用する際はかなり重くなると思っておいたほうが良いです。
軽さだけでランドセルを選ぶことは少ないと思いますが、迷ったら軽さで選ぶというのもおすすめです。
値段が比較的安い
気になるランドセルの値段を見ていきます。
中村鞄 価格帯（2022年）
- コードバン：93800円
- 牛革ボルサ：68800円
- 人工皮革（ベルエース）：53800円～57800円
比較として土屋鞄はというと
土屋鞄 価格帯（2022年）
- コードバン ：13万円台～
- 牛革 ：7万～8万円台
- 人工皮革（クラリーノ）：6万円台～
だいたい（中村鞄の牛革の値段）＝（土屋鞄のクラリーノの値段） の価格差になっています。
中村鞄のランドセルは、工房系の中でも比較的良心的な値段です。
中村鞄のランドセルを4年間使った状態レビュー
現在、小5の娘が丸4年間使った中村鞄のランドセルを紹介します。
ちなみに現在まで何かメンテナンス等は一切やっておりません。雨の日に濡れた外側部分を拭くぐらいです。ただし、娘の希望によりランドセルカバーを4年間つけています。
娘は、そんなに雑にランドセルを扱うこともなく、平均的な消耗度合いかなと思います。
4年使用した中村鞄の表面・外側
さっそくランドセルの外側を見ていきます。
ランドセルカバーを外したランドセル全体と表面のアップです。
ランドセルカバーのおかげなのか、ぱっと見た感じでは新品にも見えるくらいです。型崩れもまったくありません。
ちなみにランドセルカバーを付けた外観はこちら。
さすがにランドセルカバーは汚れてますね。。ちなみにこのランドセルカバーは1年半使っています。表面が汚れる以外は、破れたりすることなく現役です。長く使えるので↓のランドセルカバーはおすすめです。
ポチップサイド・底面部分の状態
側面のアップ。すこし傷ができていますが、4年も使えばこの程度の傷は許容範囲かなと思います。
金具部分はさびなどもなくきれいな状態です。
ランドセル底面のコーナー部のアップ。コーナー部分はランドセルを出し入れするときに負荷が高いところなので劣化しているかなと思ったのですが、よれたり、はげたりもしておらず、とてもきれいな状態でした。
底面の金具の部分もきれいです。
中村鞄は、止め金具近くに好きなアルファベットの刺繍をしていただけます。刺繍も取れることなくきれいな状態を保っています。
背中の部分
続いて背中の部分。
白の背ワタなのでけっこう黒ずみがでてしまっています。毎日使っていれば仕方ないですかね。ただ、クッション性に関しては、つぶれることなくしっかりしています。
肩ベルトの部分。汚れはあるものの、革がはげたりいたんだりはしていません。
ランドセルの内側
ランドセルの内側はこのような状態です。
底の部分は教科書や筆箱をいれてますので、黒ずんでいます。ですが、毎日たくさんの荷物を入れているにもかかわらず、型崩れやつぶれなどは見られません。
丸4年使った中村鞄のランドセルの状態をレビューしてきました。娘は乱暴に扱うこともなく、かといってとても丁寧に扱っているかといえばそういうわけでもなく、標準的な使い方をしていると思います。
ランドセル内部や背中部分はさすがに黒ずんで汚れが目立つところがありました。ですが、ひどい型崩れや革がはげたりするなどの劣化は見られず、けっこうきれいな状態ではないかと思います。
娘の卒業まではまだあと2年間ありますが、ここからどれくらい変化があるのかを今後見ていきたいと思います。
1年使用した息子のランドセル
2年生になったばかりの息子のランドセル。1年生の間は、市指定の黄色いランドセルカバーをつけていました。
まだ1年間しか使用していませんので、新品に近いきれいな状態を保っています。
背中部分。背中の部分もまだまだきれいなままです。
そうそう、息子のランドセルの時には、持ち手がつくようになりました。持ち手については、子どもはほとんど使わず、主に親がランドセルを持つときに使います。そのためランドセルの持ち手は絶対必要というものではないですが、親目線でいうとあったほうが持ち運びやすいですね。
サイド部分。娘のランドセルにはなかった傷が見られました。これは男の子だから少し乱暴に扱うことがあるからなのか、、
まとめ
4年使用した娘のランドセル、1年使用した息子のランドセルを画像を使って紹介しました。
娘のランドセルは4年間使用しましたが、きれいな状態を保っているかなと思います。底面のコーナー部分なども傷や劣化もなかったので、一安心しています。
ラン活していたときは、いろいろなブランドに目移りしてしまいましたが、4年間使用した感想としては、中村鞄にしてよかったなと思います。
娘についてはあと2年小学校生活は続きますが、2年後に、6年間使った状態をレビューしたいです。
6年間使用した後は、ぜひランドセルのリメイクにも挑戦したいと考えています。ミニランドセルとかキーホルダーとか、、かわいいですよね。
コメント